高校生でもわかる【2025年4月6日 経済ニュースまとめ】

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誰かが突然「関税」や「金融市場」という言葉を使い始めると、「難しそう…」と思ってしまいますよね。でも心配いりません!今回は、最近起きている世界経済の大きな動きを、高校生のみなさんにも理解できるように解説します。

米国が「買い物税」を世界中に課した!?

2025年4月、アメリカのトランプ大統領が思い切った決断をしました。世界中から輸入する全ての商品に10%の「相互関税」という税金をかけたのです。さらに、日本からの輸入品には追加で24%もの税金を上乗せするという特別扱いをしました。

これって何が起きているのでしょうか?簡単に言うと、アメリカに商品を売りたい外国の企業は、今までよりもずっと高い「入場料」を払わないといけなくなったのです。

例えば、今まで100ドルで売れていた日本製の商品は、今後は134ドル(10%+24%増し)で売らないと同じ利益が得られなくなります。もし値段を上げなければ、企業の利益が減ってしまいます。

株価が大暴落!みんなが不安になっている

この決断を受けて、ニューヨークの株式市場では株価が2231ドルも下落しました。これは本当に大きな下落です。どれくらい大きいかというと、ジェットコースターが一気に下まで落ちるような感じです。

なぜこんなに下がったのでしょうか?それは、多くの投資家が「これから世界中で貿易戦争が始まるかもしれない」と心配しているからです。貿易戦争とは、国と国が互いに「あなたの国の商品には高い税金をかけますよ!」と報復し合うことです。

こうなると、世界中の企業が商品を売りにくくなり、利益が減少する可能性があります。投資家はそれを心配して、株を売り始めたのです。

円安って何?私たちの生活にどう関係するの?

同時に、アメリカドルに対する日本円の価値(為替レート)も下がっています。これを「円安」と言います。

円安になると何が起こるのでしょうか?海外からの輸入品(例えばスマホや洋服、食料品など)が高くなります。なぜなら、同じ1ドルの商品を買うのに、より多くの円が必要になるからです。

一方で、日本から外国へ輸出する商品は相対的に安くなるので、日本の輸出企業にとっては良いニュースになることもあります。でも今回は、アメリカが高い関税をかけているので、その利点が相殺されてしまうかもしれません。

石破首相はどう対応しているの?

こうした状況に対して、日本の石破茂首相はトランプ大統領と電話会談をする予定です。「友達同士、対等な立場で話し合おう」という姿勢で、日本への特別な関税を見直してほしいと伝えるようです。

国と国の関係は、クラスメイト同士の関係に少し似ています。お互いに敬意を持って話し合わないと、関係がぎくしゃくしてしまいます。石破首相は、アメリカとの良好な関係を保ちながらも、日本の立場をしっかり主張しようとしているのです。

日本銀行も動いている?お金を借りる人への影響は?

日本銀行(日銀)は、5月に予定していた利子率(利息)の引き上げを見送る方向で調整しているようです。利子率とは、お金を借りるときにどれくらい多く返さなければならないかを決める重要な数字です。

なぜ見送るのか?それは市場が不安定になっているからです。今、世界中の経済が揺れている時に利子率を上げると、さらに混乱を招く可能性があります。

これによって、企業や個人がお金を借りやすい環境が続くことになります。例えば、家を建てるためにローンを組む人や、事業拡大のために融資を受ける企業にとっては、良いニュースかもしれません。

私たちの生活はどう変わる?

こうした経済の動きが、私たちの日常生活にどのように影響するのでしょうか?

  1. 輸入品の価格上昇: アメリカ製品や海外からの輸入品が高くなる可能性があります。例えば、iPhoneや海外ブランドの服、外国産の食料品などです。
  2. 就職先の企業への影響: 将来就職したい企業が、アメリカとの取引が多い場合は、業績が一時的に落ち込むかもしれません。
  3. 家族の仕事への影響: 保護者の方が輸出入関連の仕事をしている場合、忙しくなったり仕事の内容が変わったりする可能性があります。

どうすればいいの?高校生にできること

「経済のニュースって自分には関係ない」と思うかもしれませんが、実はとても身近な問題です。高校生の皆さんにできることをいくつか紹介します:

  1. ニュースに関心を持つ: 難しそうでも、少しずつ経済ニュースを読む習慣をつけると、社会の動きが理解できるようになります。
  2. 家族と話し合う: 「最近の関税のニュースって、私たちの生活にどう影響するの?」と家族に聞いてみましょう。きっと良い会話のきっかけになります。
  3. 国際関係について学ぶ: 国と国の関係は複雑ですが、とても重要です。世界史や政治経済の授業で学ぶことが、実際の世界で起きていることにつながっています。
  4. 消費行動を見直す: 輸入品が高くなるなら、国産品を選ぶ機会が増えるかもしれません。自分の消費行動について考えてみるのも良いでしょう。

まとめ:世界はつながっている

今回のニュースから分かるのは、世界の経済はすべてつながっているということです。アメリカで起きた出来事が、すぐに日本や他の国々に影響を与えます。

高校生の皆さんが社会に出る頃には、こうした国際的な関係はさらに複雑になっているでしょう。だからこそ、今から少しずつ経済や国際関係について理解を深めておくことが大切です。

難しい言葉や複雑な仕組みがあっても、基本的な原理は意外とシンプルです。「誰かが何かを決めたら、それによって誰かの生活が変わる」—この関係を理解することが、経済を知る第一歩です。

次回のニュースを読むときは、「これは私の生活にどう関係するのかな?」と考えながら読んでみてください。きっと新しい発見があるはずです。

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